まず初めに、Pythonのブログを運営している私ですが、1000点満点中825点しか取れていません。理由は、プログラムは全部わかるのですが、言葉をあまり知らないのです笑
しかし、私の勉強量は、PRIME STUDY – Python試験 無料模擬試験サイトの過去問を各1回ずつ解き、間違いを確認しただけです。
もともと知識があったのでそこまで学習時間は多くはなかったのですが、Python初学者が受験するとなかなか癖のある試験だと思います。
そこで、これから受験を考えている人に向けて、合格するのに必要な学習時間や効率的な学習方法を解説していきます。本記事を読むことによって、さくっと合格を手にして、資格奨励金を会社からもらっちゃいましょう!
コンテンツ
合格に必要な学習時間
もともとPythonを使っていた私は学習時間の参考にはならないと思うので、私のように合格体験記を書いているほかのブロガーの記事を3つほど拝見しました。その結果を次の表に示します。
サンプル | 学習期間 | 学習時間 | スコア | 学習前 |
---|---|---|---|---|
Aさん | 3週間 | 50時間 | 825 | 文系。非エンジニア。初回スコア300点 |
Bさん | 3週間 | 20時間 | 875 | PythonYouTuber。Pythonの解説者 |
Cさん | 4週間 | 100時間 | 825 | 2か月目のエンジニア。Pythonは触ったことない。 |
この表を見る限り頑張れば3週間ほどで未経験でも試験に合格できそうですね。
ここからは、私のおすすめの学習法とサンプルのAさんが行っていた学習法を紹介していきます。ぜひ効率的に試験に合格していきましょう!
Pythonエンジニア認定基礎試験の勉強方法
おすすめの学習法として次の5つを紹介します、
- 学習範囲の把握
- Pythonを実行してみる
- 模擬試験の受験
- 無料のオンライン講座を受講してみる
順番に解説してきます!
学習範囲の把握
私がPythonエンジニア認定基礎試験を受験した時の項目は全部で13ありました。各項目についての簡単な説明と、関連している内容を、過去に私が書いてきた記事の中から紹介していきます。
次の記事が大体理解できているのならば合格は近いと思います!
参考:【脱初心者を目指す!】Python基本構文まとめ16選!
重要度小。問題数1。Pythonとはどのような言語かを問うような問題が出ます。
キーワードとしては、「インタープリタ」、「インデント(字下げ)」、「モジュール」など。
重要度小。問題数1。インタープリタの使い方、インストール先などの問題が問われます。
実行時のコマンドやショートカットキーなども聞かれます。
重要度大。問題数6。ここが分からなければこの先の問題もわからないため重要度としては高いです。
プログラミングの基礎である型の理解や比較演算子、Pythonならではのリストの扱い方が問われます。範囲は広めですが勉強して間違いないありません。
参考:Pythonでリストに要素を追加する方法【append, extend, insert】(スライス)
参考:【Python入門】初めてのプログラミング(リストのアンパック)
重要度大。問題数9。最も多い問題数です。第3章同様に、ここが分からなければこの先の問題もわからないので必ず理解を深めましょう。
if文やfor文、while文、def文、クラス、など学習範囲は広いですが、ここを理解できると他のプログラミング言語の理解も早くなるので応用が効きやすいです。
しっかりと学習するほかない分野となっています。
重要度大。問題数7。リストや辞書、タプルといったPythonならではの内容の問題が多いです。こちらもプログラミングの基礎なのでしっかりと学習しましょう。
重要度小。問題数2。Pythonのモジュールは大量にありその中のメソッドまでを理解するのは、資格を取得することを目的とすると効率が悪いです。
模擬試験を解いてると「datetime」がやたら出るのでそこだけは押さえてもいいかもしれません。
重要度小。問題数1。ファイル操作の問題が出ます。感で何とか正解できると思います。私は間違えました。
重要度大。問題数4。プログラムのエラーに関する問題で難しそうに聞こえますが実際は簡単です。
よく見かける問題としては、「try-except-else-finally」と「ZeroDivisionError」の理解、「raise」文を理解しておけば問題ありません。
ただし、これは3, 4, 5章をしっかりと理解できている前提です。
参考:【Python入門】初めてのプログラミング(例外処理)
参考:【Python入門】初めてのプログラミング(例外処理2)
重要度小。問題数2。クラスはプログラミングにおいて重要となる「オブジェクト指向」の考え方に必須の知識です。
しかし、資格を取得することを目的とした場合、理解までのハードルが高いのにも関わらず、問題数は少ないので余裕があれば取り組めばよいです。
参考:【Python入門】初めてのプログラミング(クラス)
参考:【Python】クラスで用いるコンストラクタって何?「init」の使い方を解説!
重要度中。問題数4。モジュールやライブラリを用いた時の実行結果がどうなるのかを問われます。覚えることが多い一方で理解する部分は少ないです。
「math」、「statistics」、「random」、「os」、「glob」モジュール辺りはしっかりと押さえましょう。
重要度小。問題数1。こちらをしっかりと学習するくらいなら第10章をしっかりとやりましょう。
重要度中。問題数1。学習範囲が少ないので取りこぼさないようにしましょう。
重要度中。問題数1。学習範囲が少ないので取りこぼさないようにしましょう。
Pythonを実行してみる
合格するために必要な学習で最も重要なのがPythonを自分の手で実行してみることです。「google colaboratory」を使えば一切プログラミングを行う環境を構築する必要がないので非常に便利で私も使っています。
最初に紹介したサンプルのAさんは最も合格するまでの学習効率が高かったのですが、その人も実際にプログラミングをして学んだそうなのでプログラミングは絶対に行うべきです。
模擬試験の受験
ある程度Pythonを触ったところで「PRIME STUDY」で提供されている模擬試験を受験しましょう。
模擬試験を受験することで、試験の傾向や、自分が理解していない箇所を明確にすることができます。また、数少ないアウトプットの機会ですのでぜひとも3回分すべて受験しましょう。
無料のオンライン講座を受講してみる
そもそもPythonを触ったことがない方やプログラミングをしたことがない人には無料で受けられる「テックアカデミーの無料体験」の説明会がおすすめです。
序盤に参考書は必要ないと書いたのですが、まったくの初心者の場合、人から教わるのが早いです。
無課金で効率的に学ぶには無料講座を活用すると合格の可能性も高まります!私も利用したことのあるのでぜひとも体験してみてください。
参考:TechAcademy(テックアカデミー)の評判は?辛口評価もあるスクールの実態を徹底解説!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Pythonエンジニア認定基礎試験に合格するために下記のような参考書を用いた学習をおすすめしているブロガーも多かったのですが、合格を目的とした場合書籍ほどの知識は必要ありません。
業務で開発を行うならばプログラミングを一通りマスターするのは必須ですが、資格取得を目指す方は本日紹介した内容を踏まえ効率的に合格を目指してください!
「合格したよ!」と報告してくださると私もうれしいです!一緒に頑張りましょう!