【Python】for文で合計を求める方法!数学的処理を用いた計算コストも解説!

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今回は、Pythonでリストの合計を求める方法を解説していきます。

合計を求める方法は沢山ありますが、基本を押さえれば問題ないかと思います。

参考:Pythonで組み込み関数を使わずに最大値・最小値・平均値・中央値・最頻値を求める方法

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sum関数を用いる

sum関数を用いてリストの合計を求めるのが一番簡単です。

これだけだとつまらないので他の方法も見ていきます。

内包表記の書き方については次の記事を参考にしてください。

参考:【Python入門】初めてのプログラミング(内包表記)

for文を用いる

for文を用いて配列のすべての要素を加算して合計求める方法です

変数の「sum」を「0」に初期化するのを初心者は忘れがちなので気を付けましょう。

計算対象が文字列の場合

以下のサンプルのように、sum関数を使うリストが文字列の場合、エラーとなってしまいます。

そこで、Pythonの内包表記を使って、数値型のリストを作成すると合計を求めることができます!

内包表記の詳しい説明については次の記事を参考にしてください。

【Python入門】初めてのプログラミング(内包表記)

数学的に考えて計算コストを抑える

こちらもfor文を用いてリストの合計を求めますが、計算方法を工夫します。

1から100までの合計を求めることを考えていきます。次の図を見てみてください。

1から100までの合計を求めるとき、小さい方と大きいほうを組み合わせるとすべての合計が101になっていることが分かると思います。

このことを利用してfor文を用いて計算コストを抑えていきます。

処理時間の計測

処理時間の計測を行うには、「Time」モジュールをインポートします。開始時間と終了時間を変数に格納しておき、それらの差分が実行時間になるというプログラムです。

今回は処理時間の比較がしやすいように、1から100000000までの大きな値の合計を求めていきます。

計算コストに関しては次の記事が参考になると思います。

参考:【Python入門】初めてのプログラミング(append関数, extend関数, insert関数と処理速度)

合計を求めてみる

1から100000000の合計を工夫して求めるには、先ほどの組み合わせを利用して、「100000001」が5千万組あるという考え方です。

この工夫の結果約2秒の処理時間を短縮することが出来ました。

ですが、リストの合計を求めるだけなら一番最初の手法である、「sum」関数を利用すれば問題ありません。

むしろ、間違えやすいので「sum」を使いましょう。

キー入力した整数の合計を求める

キーボードで整数を入力し、入力した整数の合計を求めるプログラムを作成していきます。

このプログラムはぜひ「google colaboratory」などで実際に実行して遊んでみてください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は、Pythonでfor文を用いてリストの合計を求める方法を記述しました。

最後は少しおまけ的なところもありましたが、合計を求めるにはおとなしく「sum」関数を使ってくださいね!

参考:Pythonで組み込み関数を使わずに最大値・最小値・平均値・中央値・最頻値を求める方法

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