今回は、VB.NETで、DataGridViewの値を取得する方法を解説していきます。
DataGridViewの値を取得する方法は主に以下の2つとなります。
- columnとrowのインデックスを指定
- column名を指定
これらに加え、DataGridViewのループや選択した行のデータ取得の方法も解説しました。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
VB.NETの他の関連記事は以下となります。
参考:【VB.NET】DataGridViewのカラム表示を切り替える方法を解説!
参考:【VB.NET】別フォームのイベントハンドラに対応する方法(プロシージャのアドレスを取得)
columnとrowのインデックスを指定
行と列のインデックスを指定して値を取得する方法です。
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' 取得したい列のインデックス Dim columnIndex As Integer = 0 ' 取得したい行のインデックス Dim rowIndex As Integer = 0 ' DataGridView1の値を取得 Dim val As String = DataGridView1(columnIndex, rowIndex).Value |
column名を指定
DataGridViewのカラム名と行のインデックスを指定して値を取得する方法です。
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' 取得したい列名 Dim columnName As String = "ColumnName" ' 取得したい行のインデックス Dim rowIndex As Integer = 0 ' DataGridView1の値を取得 Dim val As String = DataGridView1(columnName, rowIndex).Value |
そのほかのデータ取得方法
DataGridViewをループで処理
DataGridViewのすべてのセルの値を取得する方法です。
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' 行の数だけループ For row As Integer = 0 To DataGridView1.Rows.Count - 1 ' 列の数だけループ For col As Integer = 0 To DataGridView1.Columns.Count() - 1 Dim val = DataGridView1(col, row).Value Next Next |
もちろん、以下のようにカラム名を指定してループを回すことも可能です。
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' 取得したい列名 Dim columnName As String = "ColumnName" For row As Integer = 0 To DataGridView1.Rows.Count - 1 Dim val = DataGridView1(columnName, row).Value Next |
選択行のデータを取得
DataGridViewを選択している行の値を取得する方法です。
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' 取得したい列名 Dim columnName As String = "ColumnName" Dim selectedRow = DataGridView1.SelectedRows(0) Dim val As String = selectedRow.Cells(columnName).Value |
上記のコードは、DataGridView1のSelectionModeをFullRowSelectに指定した場合に利用可能です。
まとめ
今回は、VB.NETで、DataGridViewの値を取得する方法を解説しました。
DataGridViewの値を取得する方法は主に以下の2つとなります。
- columnとrowのインデックスを指定
- column名を指定
そのほか、DataGridViewのループや選択した行のデータ取得の方法も解説しました。
当サイトでは、VB.NETの他の記事も投稿していますので、よろしければ参考にしてみてください。
参考:【VB.NET】DataGridViewのカラム表示を切り替える方法を解説!
参考:【VB.NET】別フォームのイベントハンドラに対応する方法(プロシージャのアドレスを取得)
本記事が少しでも参考になれば幸いです。