こんにちわ!このサイトではPythonの初学者のための内容となっております。
前回の内容はプログラミングを学ぶ上で基本となる変数について学びました。
前回の記事
今回は条件分岐を学んでいきましょう!
コンテンツ
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Let’s practice a little!!
そもそも条件分岐とは?
私たちは日常的に条件に応じた分岐を行っています。
例えば、「今日は雨だから傘を持っていこう」だったり
「携帯電話の充電が少ないからカフェで充電しよう」などです。
どういった条件でどのような行動をとるのかを決めるのは
人間の脳で判断されていますが、プログラムで判断させるためには
そのための適切なコードを記述する必要があります。
今回の記事では、条件分岐の書き方を学び正しく処理が行えるようになりましょう。
条件分岐についてはなんとなくわかったけどどうやって記述するんだい?
条件分岐では「if文」と「while文」が主に使われるよ!
実際にコードを確認してみよう!
Pythonでの「if文」と「while文」の基本的な書き方は以下の通りです。
最後の「:」を忘れないようにすることと、Pythonでは改行と空白の数にも意味があるので確認してください。
if文について
1 2 3 4 5 6 7 |
a = 1 if a == 1: print("aは1でした。") #1番目の命令 else: print("aは1ではありませんでした。") #2番目の命令 #aは1でした。 |
先ほどのコードを順番に見ていきましょう。
まず最初の1行目は「a」という変数に1を代入しているのは大丈夫ですよね?
その次が今回のメインテーマです。
「if」の後に条件が書かれており、それが評価されるポイントです。
日本語に読み替えると
===========================================
・「もし”a”が1ならば」
・1番目の命令を実行
・「もし”a”が1でないならば」
・2番目の命令を実行
===========================================
ということになります。
その結果1番目の結果が実行され
「aは1でした」と出力されたわけですね!
簡単や!!
評価する方法には以下のように様々な種類があります。
評価方法 | 意味 |
---|---|
(左辺)==(右辺) | (左辺)と(右辺)が等しいとき |
(左辺)=!(右辺) | (左辺)と(右辺)が異なるとき |
(左辺)> (右辺) | (左辺)大なり(右辺)のとき |
(左辺)>=(右辺) | (左辺)大なりイコール(右辺)のとき |
(左辺)< (右辺) | (左辺)小なり(右辺)のとき |
(左辺)<=(右辺) | (左辺)小なりイコール(右辺)のとき |
!(True) | Trueじゃないとき → Falseのとき |
評価方法はたくさんありますがざっとこんな感じです。
while文について
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
a = 0 while(a < 5): print(a) a = a + 1 #a += 1でも可 """ 0 1 2 3 4 """ |
続いてこちらのコードを確認していきましょう。
while文もif文と同様に括弧の中で評価されています。
条件を満たしている間while文の中を実行し続けるというものです。
日本語に読み替えてみると
===========================================
・”a”に数字の0を代入する。
・”a”小なり5ならば:
・”a”に格納されている値を出力して
・”a”という変数に”a + 1″を代入してください。
===========================================
という命令と読み取れます。
簡単や!!
この処理を繰り返すので”a”に格納されている値が1ずつ大きくなってるね!
Let’s practice more!!
if文とwhile文の混合
今度はif文とwhile文を合わせたコードを確認してみよう!
少し難しくなるよ!!がんばってねぇ~!
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a = 0 while(a < 5): print(a) if a + 1 == 5: print("これでおしまい") break a = a + 1 #a += 1でも可 """ 0 1 2 3 4 これでおしまい """ |
うーん。なんか複雑だなぁ~!
“break”ってなによ!!
break文はwhile文などのループから抜け出すときに便利な命令文だよ!
今回の場合「a + 1 == 5」を満たした時ループ文を一つ抜け出すという意味だよ!
さて、ループ文にはご存じの方も多いでしょうが「for文」というものもあります。
(これについてはまた別の記事で紹介します。)
これらのループ文と本日習った条件分岐を組み合わせたコードが書けるようになってくると、複雑な処理を行えるようになるのでしっかりと内容を理解しましょうね!
Today’s final practice!!
まとめ
今回は、条件分岐の「if」文と、ループ文の1種である、「while」文についての記述でした。
終盤は、それらを組み合わせた処理の例を紹介し、多少複雑なコードが理解できるようになったでしょうか?
今後は、大量の処理を一度で処理を行えるようになる一方で、ちゃんと理解していないとなかなかコードを記述することが難しくなっていきます。頑張っていきましょう!
本日の理解度調査
今日の最後に理解度調査をします!!
どうすれば正しくなるのか考えてみてね!!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
num = 24 i = 1 print(str(num) + "の約数を求めます。") while(i <= num): if (???) == 0: #ここに入れる式はなにかな? print(i) i = i + 1 """ 24の約数を求めます。 1 2 3 4 6 8 12 24 """ |
ヒントは「%」を使うよ!!
これは余りを計算してくれる演算子です。
ex) 「4 % 2 = 0」、 「 5 % 2 = 1」などです!
正解は。。。
1 |
if num % i == 0: |
わかったかな??正解出来たら今回の項目は完璧だね!!