本記事は、SEを目指す人がJava silverの取得が役に立つのかを資格取得者が取得するメリットとともに解説していきます。
本記事を読むことで以下のことが分かります。
- Java Silverとは?
- SEを目指す人がJava Silverを取得するメリット
- 必要な学習時間の目安
- Java SilverはSEを目指す人にとって役に立つのか?
順番に解説していきます!
コンテンツ
Java Silverとは?
Java Silverは、Oracle社が認定するJavaプログラミング言語の技術レベルを証明する資格です。
正式名称は「Oracle Certified Java Programmer Silver SE 11」で、Javaアプリケーション開発に必要な基本的なプログラミング知識と実用スキルを有していることを示します。
Java プログラミングの理解に加え、Javaでシステム開発する際の知識問題も問われます。
この辺の問題の試験対策は以下の参考書を用いれば十分です。私はこの一冊で合格できました。(俗にいう黒本)
資格の位置づけと難易度
この資格は、上級者の指導のもとで開発作業を行える初級プログラマーを対象としており、Javaの基本機能、プログラム作成、インターフェースなどの広範な知識が問われます。
Java Silverは前提条件なく受験可能で、未経験者でも取得を目指せる難易度となっていますが、合格には効率的な学習計画と地道な勉強が必要です。
Java Silver資格取得のメリット
資格取得するメリットは以下があります。
- Javaの基本知識・技術の習得
- プログラマーとしての信頼度向上
- キャリアアップの可能性
- 開発案件への参加機会の増加
- 自己学習の動機付け
Javaの基本知識・技術の習得
Java Silverを学習することで、プログラミングの基礎知識を習得することができます。
プログラミングでは、様々な言語がありますが、以下のことを理解しておけばどの言語でも大まかにわかるようになります。
- 変数と定数の違い・スコープについて
- if文、for文、break文などの基本的なメソッド理解
- 関数の書き方、クラス、例外処理
- オブジェクト指向についての理解
プログラマーとしての信頼度向上
プログラマーとしての実績がない人は、試験を合格しておくのがよいでしょう。
案件が決まった後の顧客との面接や、転職の際にも資格取得としての実績を証明できるので持っておいて損はないです。
キャリアアップの可能性
Java Silverのみで大きく給与が上がることはないとは思いますが、上位資格であるJava Goldも検討できるようになります。
Goldまで取っておくと、仕事の幅は広がります。募集要項でもGoldを持っている人を水てょうとする企業もあるようです。
業務系システムで使われることの多いJavaでは、フリーランスとしての案件も多く、汎用性の高いプログラミング言語だと思います。
開発案件への参画機会の増加
会社での仕事が運用保守が多くことが悩みという方もいると思います。
Java Silverを合格することで、基本的なプログラミングの知識があると認められるため、開発案件へ参画できる可能性があります。
自己学習の動機付け
社会人になると勉強する人は少ないです。
その中でも資格取得による自己学習は、会社としても評価されやすく、自身の年収にも良い影響を与えます。
私は沢山の資格を取得していますが、等級や評価は同期の中でかなり良い方でした。
必要な学習時間の目安
一般的には以下の学習時間が目安のようです。
プログラミング未経験ですと、プログラミング自体の敷居の高さがあるため、目安よりも勉強時間を多めにした方が良いかと思います。
逆に、プログラミングをもともと知っている人であれば、Java 特有のお作法の学習のみで終了できます。
要は、言語によってプログラムの書き方が異なるのでJavaでの書き方はどうなのかを理解する必要があります。
私はもともとプログラミングをやっていた人間ですので書籍を3周ループして余裕をもって合格できました。
受験料が高いので絶対に合格できると自信を持った状態で受験することをお勧めします。
結論: Java Silverは本当に役立つのか
結論:役に立つ!
私が1社目に入社した会社では、Java Silverと基本情報技術者試験の合格がSEとしての最低限学習してほしい内容として定義されていました。
ローコード開発や、ノーコード開発が話題になってきてはいますが、まだまだプログラムを見る機会は多いはずです。
Javaの案件は求人も多く、需要が高いのが現状です。SEを目指す人にとってJava Silverはプログラマとしての登竜門的な立ち位置になるので、取得しておいて損はないでしょう。
以下の書籍の内容を理解できれば合格は可能です。ぜひ挑戦してみましょう。