今回は名探偵コナンシーズン3 第95話の「小五郎のデート殺人事件」についてまとめました。
今回は小五郎がメインの話で小五郎は真実までたどり着けるのですが、
最終的にコナンが解決した回です。
今回1話構成なので見やすくなっています。
難しいトリックなども出てこないので、暇なときにながら見でもしてください。
事件の概要
毛利小五郎は昔の友人と飲んでいたが、その友人に用事が出来てしまい渋々帰っていた。
酔って帰宅中の小五郎は、中学校の裏手で知り合いの佐知子と出会う。
あわてた様子で車に乗り込もうとしていたが、小五郎をドライブに誘った。
ドライブから戻ると佐知子のルームメイトが自宅のマンションで殺されていた。小五郎の証言で佐知子のアリバイは成立。事件は強盗殺人事件と見なされた。
小五郎の証言
佐知子さんは犯行時刻の9時頃は小五郎とドライブしていた。
8時ちょうどに米花中学校の裏でバッタリ佐知子さんと会った。
そこから二人でドライブに行って、佐知子さんがトートベイブリッジの見える穴場のビューポイントを知っていて、そこに着いたのが8時半頃。
そこで、佐知子さんが買ってきた自販機のビールとジュースを飲みながら、1時間ほど雑談した。
そこを出たのが10時10分頃で、途中に佐知子さんの会社に5分ほどよって、それから佐知子さんのマンションに着いたのが10時50分頃で遺体を発見して警察に通報した。
佐知子の証言
佐知子さんは曙町で小さな輸入販売会社を経営していて、今夜は1人で残業をしていた。
風邪で寝込んでいる和美さんのことが気になり、7時50分ごろ様子を見にマンションに行った。
その時は和美さんはぐっすり寝ていたので、そのまま起こさないでまたすぐ車に戻った。
米花中学校の裏に車を停めたのはマンションの駐車場は上下二段式で入れづらし、すぐに会社に戻るつもりだったから米花中学校の裏に停めた。マンションの前はバスが通っていて邪魔になるので、停めなかった。
マンションに島村佐知子宛の荷物が届いていたが、佐知子さんは受け取っていなかった。
たぶん、和美さんが受け取ったものである。
小五郎の証言深堀
小五郎と幸子さんは雑談していたのは、最初の30分ぐらいでその後小五郎は寝てしまっていた。起こされたときには10時を過ぎていた。
小五郎は腕時計を忘れていて、車の中の時計で確認していた。
車に乗るまでは、店に時計を見て、芝浜駅では駅の時計を見ていた。
芝浜駅で見たときは7時30分だった。
芝浜駅から米花駅は15分で、米花駅から米花中学校は歩いて10分ぐらいなので、
小五郎があったのは8時ちょうどとなる。それに小五郎は家の時計が鳴ったのを聞いていた。
事件の真相
コナンは小五郎が芝浜駅から米花駅まで一周した可能性を疑っていた。
環状線は一周一時間、もし小五郎が寝てる間に一周したとしたら、米花駅に着いたのが7時45分ではなく、8時45分となる。
小五郎は一周してないと思っているため、確かめるためにコナンと蘭と小五郎で環状線に乗ることにした。
それも芝浜駅7時半発の同じ電車、同じ車両に乗ることにした。
芝浜駅から一番遠い駅で、三人組の子供と遭遇した。
昨日、子供たちは小五郎の口にアメを放り込んでいた。
しかも、その時間は8時頃であった。
そのことから小五郎が米花駅に着くのは9時少し前で、小五郎が佐知子さんと会ったのは9時だった。
そして、ベイブリッジのビューポイントに着いたのが9時半でそして30分雑談して、10時になって
起こされたのは10時10分ということになる。
小五郎は1時間10分寝ていたのは勘違いで本当は10分しか寝ていなかった。
つまり、佐知子さんは時計を1時間遅らせて、小五郎をアリバイ作りに利用したのだ。
犯行手順
昨夜、佐知子さんは人目に付かない米花中学校の裏に車を停めて、被害者を殺しにいった。
あらかじめ鍵を開けていた窓から部屋に侵入して、わざと音を立てて起きてきた被害者を強盗殺人に見せかけて殺した。
その後、戻ってきて小五郎とあった。
犯行の時に着ていた上着と手袋のようなものを片付けるのを見ていた。
そして、小五郎がビューポイントで寝てるときにそれらを処分した。
車の時計も小五郎を乗せる前に1時間早めた。そして、寝てる間にまた元に戻した。
事件解決
佐知子さんが犯人である証拠として、ボールペンが挙げられた。
犯行があった日の8時半に宅配の係員が荷物を届けに来ていた、
寝ていた和美さんが出て、でも印鑑がなかったため仕方なくダイニングキッチンにあったボールペンでサインしようとした。
そのボールペンで書こうとして、インクが出なかったため係員がボールペンのインク切れを指摘してボールペンを受け取って中を見て、インクが少し入っていたためもう一度書いて解決した。
係員が帰ると和美さんはダイニングキッチンの電話台の上にそのボールペンを置いて、自分の部屋に寝に戻った。
20分後、佐知子さんが和美さんを殺して、死体のすぐそばに落ちた自分のボールペンを犯人の心理として反射的に拾い上げた。
そして、偶然会った小五郎をドライブに誘って、助手席の下に放り込んだ上着と手袋を後部座席の下に移した。
その時ポケットに入れていたボールペンが落ちた。
そして、小五郎は自分のボールペンと間違えてそのボールペンを拾っていた。
そのボールペンには、佐知子さんと和美さんと小五郎とインク芯に宅配の係員の指紋がついていた。
その係員の指紋は8時半以降に幸子さんがマンションにいたこと示している。
犯行動機
犯行動機は佐知子さん1年前に法律で禁止された品物を知らずに輸入販売してしまい、それを知った和美さんから毎月決まった額のお金を払うよう要求されていた。
断ったら銀行から事業に必要な融資を受けられなくしてやると脅されて、仕方なく言われた通りにしていたが堪えれずに一思いに殺した。
小五郎と会わなかったら、事前に会社の窓に仕掛けていたビデオカメラで犯行時刻にどんな客が出入りしたかそれを見て警察に話そうとしていた。
小五郎とのドライブの帰りに会社に寄ったのはそのビデオカメラを回収するためであった。
まとめ
今回は初期の方の名探偵コナンのまとめをやってみました。
初期ということで、今では犯罪になりそうな飲酒運転があったが、この回は10年以上前の話なのでしょうがないところである。
今回事件に巻き込まれたのはコナンではなく、小五郎だけであったためコナンより小五郎の方が事件遭遇率は高い気がしてきました。
初期特有のコナンが推理をバンバンしてしまい、ヒントを出すのではなかったのですぐバレないのがおかしいと思った。
環状線を一周するのが分からないぐらい酔っていたのなら、他の証言も疑わしいとはならないだろうかw
普通に酔っぱらいの証言を信用してはいけないということ確認できる回です。
犯行動機には、同情してしまいました。コナンでは、ふざけた動機が多いですが今回の動機はまともだったと思います。
今でもこの回はYouTubeで見れるのでぜひ!!!!!