ナノトイラボ 
コナンは蘭、園子、世良と国によって指を使った数の数え方が違うという話題を話していた。
この時、コナンは世良の発言を聞いて、過去の発言も思い返してみる。そして、コナンは世良が隠している留学先はイギリスと推理。
この後、コナンは10年前の幼い工藤新一だった頃の記憶が次々に蘇ってくる。
事件の概要
10年前、幼い工藤新一はひょんな事から海水浴に来ていた赤井秀一と弟の羽田秀吉、妹の世良真純、母親のメアリーと知り合う。この後、車が崖から海に落ちる事故が発生する。
秀一は海に沈む車から男を助けようとするが男は即死していた。
この時、秀一は車内のバッグに値札が付いた大量のブランド品の腕時計が入っている事に気づいた。
腕時計は全て10時10分を指していたことから秀一はこの車がなんらかの事件に絡んでいると考え、新一たちと共に海水浴客に紛れ込んだもう1人の乗客を捜す。
秀一は海に沈んだ車に同乗者がいた事を刑事に伝え、この近辺の時計を扱う店で強盗事件はなかったかと訊ねる。
1時間くらい前に時計店が二人組の強盗に襲われていた。
秀一は大量のブランド品の腕時計が入ったバッグから、事故を起こした車に乗っていた2人が強盗犯と考えていた。
この後、新一と秀吉は車が落ちた後に海の家にTシャツを買いに来た3人の客を連れて来る。
容疑者
1人目
名前：福水繁克
服装：Tシャツ、海パンに腕時計をしている。
太った福水は濡れた着衣を持っていた。
海の家で買ったもの：Tシャツと海パン
2人目
名前：北森靖絵
服装：Tシャツの裾を前で絞り、パレオを身に着けている。
海の家で買ったもの：ビーチサンダル
3人目
名前：大網頼哉
服装：星マークが付いたアロハシャツを着ている。
細身の大網は両腕に腕時計をはめていた。
海の家で買ったもの：アロハシャツ
容疑者の証言
福水
ゴムボートの上で彼女から結婚話を切り出され、煮え切らない態度をとったら海に落とされたと証言する。福水は服が濡れたためTシャツと海パンを購入し、怒った彼女は帰った可能性が高いという。
北森
男漁りのために海に来たが、ビーチサンダルの鼻緒が切れたので、新しいのを購入したと証言。北森は財布だけ持ち、タクシーに乗って海まで来たという。
大網
ひと泳ぎしてシャワーを浴びている時に置き引きに遭ったと証言。バッグを盗まれ、仕方なくアロハシャツを買ったという。刑事は2つの腕時計について訊ね、大網は日本とNYの時間だと答える。
事件解決
犯人はビーチサンダルを買ったという北森さんである。
水没した車から脱出した北森さんは普通の恰好だったが
海面から顔を出した時そこは海水浴場だったので
その格好のままでは、車の同乗者だとバレてしまうので
海の中でズボンを脱いで、スカーフを下に巻き、Tシャツの裾を結び海水浴客に紛れた。
財布は水濡れで札が使えなくて小銭しか使えなくて、サンダルしか買えなかった。
元々強盗犯なので走りにくいサンダルは履いてなくて、普通に靴を履いていた。
海水浴では、靴だと目立つし、暑すぎて素足で歩けるほどの地面ではなかった。
工藤優作が写真だけで犯人を見つけた理由
工藤優作は妻の有希子が送ってきた容疑者3人の写真を見ただけで犯人の見当をつけた。
その理由として、三人がしていた腕時計である。
福水さんは1時45分を指していて、
大網さん2時ちょうど、
北森さん10時10分を指しており、
北森さんの時計が店から盗難したものである。
売り物は大体、メーカーの名前が分かるように10時10分にしているから。
売り物の腕時計をしているとバレバレだった。
事件の真相
犯人の北森さんは、強盗犯の一人であった。
北森さんは盗んだ腕時計をくすねており、
それをもう一人の強盗犯に時計の指している時間でバレて、
それで揉め合って、車がカーブできなくて、崖に落ちた。
重要な所
この回では赤井ファミリーと工藤新一との初めての出会いについて描かれており
幼少期の工藤新一がホームズの弟子と赤井秀一に名乗ったことで、赤井秀一が沖矢昴として化けていた時はホームズ好きというのは工藤新一との出会いを覚えていたからかもしれない。
この事件がキッカケで赤井秀一はよりFBIに入ることを決意が固まった。
メアリー母さんも今回の赤井秀一を見て、夫の赤井務武を思い出し、秀一がFBIに入ることを認めた。
ここからメアリー母さんは世良真純たちの父親代わりになるために口調を赤井務武のように変えた。
この回で、工藤優作の次に赤井秀一が推理力に冴えていることが分かる。
赤井ファミリーでも秀一の推理力が一つ頭抜けている話でもあった。
工藤優作は事件を解決した秀一に興味を持っている。
まとめ
さざ波の魔法使いは赤井家ついて知る上で
最も大事な回と言っても過言ではないです。
赤井家の人たちは秘密主義者である。
赤井家と工藤家の共闘が今後見れるかも
今後も楽しみですね。
