名探偵コナン漆黒の追跡者の主ストーリの事件をまとめました。
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映画概要
名探偵コナン 漆黒の追跡者(めいたんていコナン しっこくのチェイサー)は2009年4月18日に公開された日本のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第13作目にあたる。上映時間は110分。興行収入は35億円。第33回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品。
事件概要
6人が殺害される広域連続殺人事件が発生。
5件はスタンガンで拉致され、遺体発見現場で殺された。
すべての現場にアルファベットが刻まれた麻雀牌が残されていたことから、同一犯による事件として捜査された。
事件の被害者情報
- 1人目 陣野准平
- 年齢 43歳
- 職業 東京大学准教授
- 殺害場所 碓氷峠見晴台
- 持ち去られたもの ペンダント
- 犯人が残した麻雀牌 筒子の1(赤で〇が塗りつぶされており、裏面の真ん中に黒の縦線とAというアルファベット)
- 2人目 加賀志津子
- 年齢 45歳
- 職業 料亭女将
- 殺害場所 小田原厚木道路大磯PA
- 持ち去られたもの 巾着
- 犯人が残した麻雀牌
- 筒子の7(右上の〇が赤で塗りつぶされており、裏面の真ん中に黒の縦線とEというアルファベット)
- 3人目 岡倉政明
- 年齢 32歳
- 職業 代議士秘書
- 殺害場所 練馬区西大泉 憩いの森
- 持ち去られたもの お守り袋
- 犯人が残した麻雀牌 筒子の7(右下の〇が赤で塗りつぶされており、裏面の真ん中に黒の縦線とAというアルファベット)
- 4人目 北島梓
- 年齢 31歳
- 職業 派遣社員
- 殺害現場 横浜市磯子区 掘割川沿い
- 持ち去られてたもの コンパクトケース
- 犯人が残した麻雀牌 筒子の7(左の下から二番目のところが赤で塗りつぶされており、裏面の真ん中に黒の縦線とLの上下逆の形)
- 5人目 財津耕三
- 年齢 61歳
- 職業 バイク店店主
- 殺害現場 静岡県伊豆市巣雲山
- 持ち去られたもの ギターのアクセサリー
- 犯人が残した麻雀牌 筒子の7(左上が赤で塗りつぶされており、裏面には真ん中に黒の縦線とHというアルファベット)
- 6人目 竜崎努
- 年齢 28
- 職業 不動産業
- 殺害現場 旧箱根ターンパイク早川料金所
- 持ち去られたもの マスコットの人形
- 犯人が残した麻雀牌 筒子の7(真ん中の上が赤で塗りつぶされおり、裏面には真ん中に黒の縦線とZというアルファベット)
- ダイニングメッセージ たなばたきょう
- 7人目 新堂すみれ
- 職業 画家
- 殺害現場 神奈川県綾瀬市光陵運動公園
- 犯人が残した麻雀牌 筒子の7(右の下から二番目が赤で塗りつぶされおり、裏面には真ん中に黒の縦線と△)
京都ホテル大火事事件について
- 場所 HOTEL VEGA
- 起きた日 おととしの七夕
- 出火原因 5階客のたばこの不始末
- 死亡者 出火原因のタバコ吸っていた人と6階の宿泊客が煙に巻かれて死亡
今回の事件と京都ホテル大火事事件の関係
7人の被害者が火事の時6階に泊まっていたことが判明した。
犯人が残した麻雀牌がそれぞれのエレベーターに乗っていた位置を示しており、
筒子の7の塗りつぶされていないところが本上なな子さんが乗っていた位置で、
裏の真ん中の黒い線はドアを示す。
麻雀牌から1人目の被害者陣野さんが8人目に乗ろうとした客で、身代わりに降ろされたのが本上なな子さんが下ろされて、乗れなかった本上なな子さんは逃げ遅れたと推理された。
事件の容疑者
- 1人目 水谷浩介
- 趣味 趣味が星を見ること、特に北極星と北斗七星が好きで恋人の本上なな子も同じであった。
- 理由 本上なな子と恋人同士である。おととし大火事のホテルに本上ななこと泊まり、水谷さんだけ京都にいる友達に会いに行きその間にホテルが火事に会い彼女をなくした。一年前に火事のことを調べていて被害者たちに恨みを持っている可能性が高い。本上和樹に語ったこと 「許せないものが8人まだ1人残っています。」
- 2人目 本上和樹
- 職業 公認会計士
- 理由 本上なな子の兄である。妹がなくなった経緯を知っているならば今回の被害者たちに恨みを持つ可能性がある。
本上なな子の法事の謎の花
本上なな子の法事には毎年匿名でお花が送られてくる。
おととしの葬儀の日に4件 長野県松本市と神奈川県川崎市と静岡県沼津市と神奈川県鎌倉市から匿名
去年の一周忌の日に3件 埼玉県所沢市と神奈川県小田原市と東京都八王子市から匿名
コナンが訪れたときの法事の時の花は水谷浩介さんが渡した物で、本上なな子の両親から駆け落ちしたこと未だに許されておらず、バレないように朝早く花を持ってきたものである。
麻雀牌と七つの殺害現場の謎解明
七つの殺害現場は北極星と北斗七星の中の六つの星の位置を示していた。
麻雀牌とアルファベットも北極星と北斗七星を示していた。
筒子の1と7は北極星と北斗七星の形、
アルファベットはそれぞれの星に振られているギリシャ文字α β γ δ ε ζ ηの大文字
北斗七星の残りメラクが最後殺害現場とわかる。
北斗七星のメラクが芝公園付近だと判明
芝公園の近くの東都タワーが殺害現場だとコナンは推理した。
犯人との対面
東都タワーの展望台で水谷さんは自殺をしよう考えてる。
水谷さんがあの火事で許せない8人目は自分のことであった。
事件の真相
水谷さんは1人も殺してなくて、7人を殺すから代わりに罪をかぶって自殺してくれと提案されていた。
本上なな子さんの死に責任を感じていた水谷さんは受け入れてしまっていた。
黒幕は本上和樹さんであった。
和樹さんが本当に殺したかったのは水谷さんであった。
和樹さんは妹のことを愛していて、妹を奪った水谷さんが許せなかったのである。
コナンの推理
コナンは大事な星を汚す行為を水谷さんがやらないと思い、他の人が星好きの水谷さんに罪をかぶせるためにやったと考えていた。
それに犯人は北極星と北斗七星を正確に地図に当てはめそこを犯行現場に選ぶほど几帳面、しかし水谷さんのアパートのドアの表札が少し曲がっていた、字もあまりきれいではない。
それに比べて、和樹さんが名刺に書いた電話番号はきちんとした字で曲がらないように薄く鉛筆で線が引いてあった、本上さんの手帳にも花を送ってきた人の名前や住所がびっしりメモしてあった。これは几帳面な性格を物語っている。
和樹さんはうそを交えて水谷さんになな子さんが亡くなった経緯を話していた。
なな子さんの一周忌の日に6階に泊まっていた人から花が送られてきていた。
コナンは七人全員から花が送られていると事から「自分たちのためにエレベーターを譲ってくれてありがとう」と感謝の気持ちと推理した。
なな子さんは追い出されたのではなく、自分から進んでエレベーターを譲った。
事件解決
和樹さんは被害者たちがエレベーターに乗ったせいでなな子さんは死んだのは変わりないと恨んでいた。
水谷さんはコナンの言葉で目が覚め自殺をすることをやめる。
水谷さんは和樹さんに自首するように言う。
和樹さんが水谷さんに嘘ついたのは被害者たちに復讐するのを期待していた。
だが、水谷さんがやらなかったから和樹さんは自分でやった。
和樹さんはすべてを暴かれてコナンをナイフで刺そうとするが、現場到着した松本監理官(アイリッシュの変装)に腕を拳銃で撃たれて未遂に終わる。
その後、コナンvs黒の組織へと続く